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【自宅介護で必要な心構えは?】

自宅で高齢者や障害者などの介護を行う場合、様々な困難やストレスに直面することがあります。

介護者は自分の健康や生活の質を犠牲にしがちですが、それは長期的には持続できません。

今回は自宅での介護における心構えをまとめましたので、ご参考頂ければ幸いです。

① 介護者自身の健康管理を怠らない。

定期的に医師や看護師などの専門家と相談し、必要な検査や治療を受けることが重要です。また、適度な運動や栄養バランスの良い食事、十分な睡眠や休息をとることも忘れないでください。

②介護者同士の交流や支援を求める。

自宅での介護は、介護する家族は孤独になりがちですが、同じような境遇の人たちと情報交換や相談をすることで、気持ちの安定や問題解決のヒントを得ることができます。地域の福祉施設で行っている認知症カフェや、地域の介護支援センター、ボランティア団体などに問い合わせてみると良いでしょう。

③介護対象者とのコミュニケーションを大切にする。

自宅での介護では、介護対象者の身体的な状態だけでなく、精神的な状態も気にかける必要があります。話し相手になったり、趣味や好きなことを一緒に楽しんだりすることで、介護対象者の生きがいや自尊感情を高めることができます。また、感謝や尊敬の気持ちを伝えたり、意見や希望を聞いたりすることで、互いの信頼関係を築くことができます。

④ 介護サービスの利用を検討する。

自宅での介護は限界があります。精神的にも肉体的にもまいってしまい、共倒れになってしまうケースもあります。「一人では難しい」と感じたときは必要に応じて、介護サービスを利用することをお勧めします。その中でも、「小規模多機能型居宅介護」の事業所では通い(デイサービス)を中心に、訪問(訪問介護)、(泊り)ショートステイの3つの機能を一つの事業所で利用できますので、介護者のご自宅での介護負担を軽減することができます。介護で困ったときは一人で悩まずに、介護保険制度や社会福祉制度を活用してみましょう。

 

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